過ぎ去った過去を振り返る理由

インナーチャイルドカード大アルカナⅦピーターパン

こんにちは、内なる子供を癒してとらわれの人生からの脱出!心理療法家&講師をしていますふるたてひろこです。

 

まず最初に言いたいのは、もしあなたが今、120%幸せで、人生に何の不満も不自由もないとしたら、

 

このブログは特に必要ありません。

 

でももしあなたが、人生に何らかの不満や不自由、困り事や悩み事、葛藤やジレンマ、抱えているとしたら、あるいはもっと漠然とした不足感や生きづらさを抱えているならば、このブログは役に立つかもしれません。

 

インナーチャイルドの話をしていると、よく言われることがあります。

 

それは、「過去は変えられないからどうしようもないですよね?」

 

こうおっしゃる方々の意図は、「過去が変えられないならば、過ぎ去った過去を振り返る意味などないのではありませんか?」ということかと思います。

 

いいえ、違いますよ。

過去は変えられない、と言うのは

 

過去の事象が変えられない

 

という意味ですが、

重要なのは事象ではありません。

 

私たちに影響を与えている過去は、「過去の事象そのもの」ではなく、「過去の事象を私たちがどう捉えたか?」です。

 

だから、過去の事象に対する私たちの捉え方が変われば、過去が私たちに与える影響も変わります。

 

では過去の事象に対する捉え方をどう変えるのか?

 

それには、様々なやり方がありますが、私が主に用いる手法は

 

・未完了を完了させる

・見落とされているものを見出す

 

です。

 

私たちが過去に体験した事象に対してなした解釈は、私たちがその時に感じ取ることの出来たことのみに基づいています。

 

それはその時の私たちの感情・感性としては真実ですが、同時に見落としも少なからず存在しています。

 

見落とされているもの、

あったのになかったことにされているもの、

それらを丹念に拾い上げてゆきます。

 

すると、事象は何一つ変わらなくても、私たちの捉え方が変わるということが起きます。

 

こうして、過去が私たちに与える影響が変わるのです。

インナーチャイルドカード大アルカナⅦピーターパン

今日も最後までお読みくださってありがとうございました。

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