そこに何を見出し、何を受け取るのか〜名づけの由来


こんにちは、内なる子供を癒してとらわれの人生からの脱出!心理療法家&講師のふるたてひろこです。
 
私の名前は「ひろこ」ですが、名の由来はいたって単純です。 
 
父の名が「ひろし」だったから。
 
実は最初は母が考えた別の名前がありました。
 
父の名前の漢字から一文字を取り、音読みを訓読みにした名前で、男の子にも女の子にもつけられる名前だったそうです。
 
けれど私を授かるまでの間に、母は人間そっくりの人形を買い、その子にその名前をつけてしまいました。
 
その後私を授かったときに、あまりにも人間によく似たリアルなお人形だったので、名前を奪うのは良くないだろうと、別の名前を考えたそうです。
 
女の子らしい可愛い名前がいいと思った母は、「みき」という名を考えます。
 
そう、実は私は「みきちゃん」になるはずだったのです。
 
しかし、私が生まれる直前になって、父がこの計画をひっくり返します。
 
やっぱり「ひろし」の娘なんだから「ひろこ」だろう。
 
と父が言い出した時、
母は反対しなかったそうです。
 
きっと男の人は、お腹に十月子を宿す母親とは違って、名前をつけるところから、「自分の子供だ」という実感を育むのだろう。
 
そう思ったんだそうです。
 
かくして私は「みきちゃん」になりそこね、「ひろこちゃん」になったわけです。
 
私はこのエピソードを聞いたとき、悪い気はしませんでした。
だから、「ひろこ」という名前は気に入っています。
 
最初につくはずだった名前より、
「みき」より、「ひろこ」が私らしいと感じます。
 
そんな「ひろこ」という名ですが、
後に会社に入社した時、面白い経験をします。
 
その会社に私と同じく「ひろこ」という名の女性がいました。漢字も一緒だったのですが、男性の名前によく使われる漢字だったので珍しいなと思い、話しかけました。
 
「名前、字も一緒ですね。」
 
するとその女性は眉をひそめて言いました。
 
「私、この名前嫌いなんですよ。」
 
あら、そうなんですね。どうして?
 
「だって私の父がひろしというんです。ひろしの娘だからひろこですよ。ふざけていると思いません?」
 
私は驚いて、答えました。
 
私「え!私もですよ。私の父もひろしです。ひろしの娘だからひろこ。奇遇ですね!でも私はこの名前、気に入ってますけど。」
 
たたこれだけの会話でしたが、印象的で、20年以上たった今も覚えています。
 
同じ「ひろし」の娘だから「ひろこ」という名づけの由来でも、気に入ったり、気に入らなかたりするんだな、と。
 
そこから何を受け取るのか?
によって違いが生じるのかもしれませんね。
 
私はそこに「父の私への関心」を見て、愛情として受け取ったのだと思います。
 
今日も最後までお読みくださってありがとうございました。