人の言葉に傷つかなくなる方法

こんにちは、内なる子供を癒してとらわれの人生からの脱出!心理療法家&講師のふるたてひろこです。

人の言葉に傷ついたこと、ありますか?

一度もないという人はいないでしょう。
誰しも一度や二度、
あるいは、傷つきっぱなし、と言う人もいるかもしれません。

かくいう私もかつて、
人の言葉にいちいち傷ついてしまう繊細な子供でした。

あれは小学校4年生くらいの頃。

「 どうして自分はこんなに傷つきやすいんだろう?
こんなに傷ついてばかりじゃ生きていくのが大変すぎる。」

そう思ったことを覚えています。

ここで多くの場合、
間違った方法で対処してしまいます。

心を閉ざして、人と関わらない。

とか

常に最悪の事態を想定して、期待しないようにする、とか。

これ、いずれも私もやりました。

これによって確かに、傷つくことは減りますよ。

でもね、これをやると、人が怖くなります。人生がつまらなくなります。

 

そのメカニズムはまたいつかお話しますが、今日は。
人の言葉に悪戯に傷つかくなる方法をお伝えします。

あのね、
人の言葉に傷つくとき、
私たちはその言葉を全面的に受け入れちゃっています。

誰かに
「お前はダメなヤツだ!」
と言われても

即座に
「自分はダメなヤツじゃないもん!」
と思えれば、何ら傷つかないのです。

「お前はダメなヤツだ!」
と言われて傷つくのは

実は自分が自分で
「自分はダメなヤツなのかもしれない」
と受け入れてしまっているときです。

以前こんなことがありました。
自宅てお教室を始めようとしていた女性が、「夫の言葉に傷ついた」とおっしゃいます。

どんなことがあったのですか?

「『教室の先生は、大変な仕事なんだ。責任も重いし、生半可な気持ちで出来ることじゃない。お前には無理だ。』と夫が言いました。」

なるほど、それで、どう感じましたか?

「傷つきました。悲しくなりました。そんなこと、言われなくたって分かってるよ、って思いました。」

・・・
言われなくたって分かってる?
何を?
教室の先生は責任重くて大変だってこと?
そんな仕事は自分には無理だってこと?

ね、
ご主人の言葉は実は自分の言葉。

自分が自分で薄々思っていることを、人から聞かされたとき、私たちはその言葉を「即採用」してしまいます。

本当は外部からの言葉は
「即採用」しなくていいんですよ。

採用するかしないかは自分で、吟味して、「採用」「不採用」のハンコを押し分けて、
「採用」したものだけを自分の中に入れ、
「不採用」にしたものは速やかに排出してしまえばいいんです。

心ない言葉、不安を煽る言葉、無駄にネガティブな言葉などなど、全部「不採用」のハンコをペタンと押していいんですよ?

身体は毎日それをしてくれています。
必要なものだけを吸収して、不要なものは体の外へ。
出来ないのは、便秘ですね。

人からの言葉や、
外部からの情報も、
何でもかんでも採用しなくていいの。
いるものいらないものに分けて、
「不採用」のハンコ押したら外に排出します。

あなたの中には
ちゃんと二つのハンコがありますか?


ちゃんと二つのハンコを使い分けられたら、
誰もあなたのことを傷つけることは出来なくなります。

本当は、
自分か自分を傷つけ無い限り、
なんぴとたりとも私たちを傷つけることなどできないのです。
人間の尊厳とはそういうもの。

今日も最後までお読みくださってありがとうございました。